若い頃に興味がなくても、次世代エグゼクティブを自覚すると「きもの」の必要性を感じるシーンもあるのでは。お洒落で使える、いまどきのきもの選びをご指南します。
入門編①
ファッションとしてのきもの
あなたの好みはどちら?

あなたの好きな好みは、和軸?洋軸?
きものへの第一歩として、最初に何を買えばいいかわからないという方も多いはず。そんなときはまず、好みはどちらか考えてみてください。
A せっかくだから和テイストを楽しみたい。イメージは歌舞伎役者の奥様。
B 王道きものではなく、洋服のセンスの延長で装いたい。イメージはきもの好きのモデル。
Aという方におすすめなのは、和柄のボリュームを抑えた付け下げです。
付け下げというきものの種類は、洋服のドレスコードがジャケット着用というシーンに似合う、セミフォーマル。合わせる帯でそのフォーマル度を調整することができます。
こちらのクリーム色地の付け下げは、20代から50代まで着られる明るい配色で、七宝繋ぎにも手鞠にも、花柄にも見える少し可愛い模様が横段に配されています。
付け下げの使いやすさは、帯との合わせ方でフォーマルのコントロールが幅広くできるところ。
たとえば、祝賀会のゲスト、新春のパーティなどには、重量感のある唐織の袋帯を合わせて。
同じきものを、歌舞伎鑑賞や料亭での食事会など少しドレスダウンするには、名古屋帯を合わせて。伝統的な模様のものならある程度のフォーマル度が保てます。
Bという方におすすめなのは、個性的な色の無地感覚の小紋。
小紋というきものの種類は、洋服で例えるなら丈が長めのワンピースといったところ。全体に柄の入った総柄の小紋なら派手なワンピース、江戸小紋のような柄を抑えたものはシックなワンピースといったイメージです。
こちらのターコイズブルーの江戸小紋は、2種類のドットが型染めされていますが、遠目では無地に見えるくらいの細かさ。
こういう、近くで見るとまた違う!というのが工芸品としてのきものの面白さでもありますね。
江戸小紋というとお茶席のきもの、という印象があるかもしれませんが、地色が洋テイストだともっと自由に楽しめます。
たとえば、同窓会や女子会のホテルディナーには雪輪模様の白い名古屋帯を合わせて。洋服の人の中に入っても浮かないコーディネートです。
同じきものでワインパーティのような気楽な場に行くなら染め帯で思い切り遊び心を取り入れて。こだわりの柄やデザインでその場を盛り上げてくれるのも、きものならではの効果。
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