アート展へ行こう

俳優ジョニー デップ氏のアート世界に没入!
作品や創作スピリットを五感で体験しよう

俳優であり、ミュージシャンであるジョニー デップ氏には、それとはまた別に、絵画作品を手がけるアーティストとしての一面もあるのをご存知でしょうか。その創作に励むアトリエを再現し、独創性に富んだ作品世界を紹介するアート展「A Bunch of Stuff - Tokyo」が、2025年11月28日(金)から東京・高輪にて開催。海外初公開となる本展で、彼の人生と創作の軌跡を辿ることができます。

プライベートなアトリエと作品を東京に移設

ハリウッドを代表する俳優の一人であり、個性的な演技で印象に残りつづけているジョニー デップ氏。彼は俳優になる前からミュージシャンとして活動していましたが、絵画を中心としたアート活動もずっと行っていました。彼にとってアート表現は、現実から逃避する手段といっていいほどの、心の拠り所。だからこそ、創作の場であるアトリエは、多くの人に見せることのない秘密の聖域だったといいます。
そんな大切な空間を、彼の作品や愛用品類とともにそのまま東京に移設・再現したアートエキシビションが、「A Bunch of Stuff – Tokyo」。2024年秋にニューヨーク・ウェストチェルシーにて初公開されたアート作品が、アメリカ国外で初めて一般公開となります。

 


彼自身の人生そのものを物語る作品たち

ジョニー デップ氏が本格的なアート表現をはじめたとされるのは、母親を描いた初期の肖像画。近年では、演技や音楽などの表現シーンでも見られる力強さや深みが感じられる作品へと発展してきました。その創作スタイルは、経験や感情、想像力といった自身の意識の流れを核に、人間本来の姿をありのままに描写したもの。衝動的なまでの創作への欲求や、思考・感情を探る試み、美術史に広がる多様な影響までも取り込みながら、今では、彼自身の人生を旅するかのような多くの作品群が形づくられるまでになりました。本展では、過去30年以上にわたる創作の軌跡を辿り、これまでスタジオの外に持ち出されたことのない60点以上の作品が披露されます。


絵画とアニメーションが融合した空間で没入体験を

会場のセンターに位置するのは、「ブラックボックス」と題された空間。キャンバスに描かれた作品のモチーフが映像に変換され、スクリーン上で詩的に蘇ります。さらに、映像にあわせて特別につくられた音楽や音響には、彼自身のナレーションもオーバーラップ。スケールの大きい映像と音に満たされてアートを五感で堪能できると同時に、彼の創作、記憶、思索の世界に没入する特別な旅を体験できることでしょう。
また、ブラックボックスを取り囲むように散りばめられたギャラリー「ホワイトボックス」では、テーマごとに作品が展示され、ボヘミアンなインテリアのアトリエにも足を踏み入れることができます。

ジョニー・デップ(Johnny Depp)
アメリカ・ケンタッキー州出身。
ミュージシャンとしてキャリアをスタートした後、俳優業へ転向。
「エルム街の悪夢」(1984)で映画デビューし、
ティム・バートン監督の「シザーハンズ」(1990)に主演して人気を確立。
世界的なヒットとなった「パイレーツ・オブ・カリビアン/
呪われた海賊たち」(2003)をはじめ、
「チャーリーとチョコレート工場」(2005)、
「アリス・イン・ワンダーランド」(2010)など数多くの作品に出演。
その傍ら、長年にわたって絵画作品も数多く創作している。