{"product_id":"membership-happiness-oikawamiki-02","title":"好きは、ひとりで終わらせない","description":"\u003cp\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e「これ、面白いよ」「今度、一緒に行かない？」\u003cbr\u003e及川さんの周りに人が集まるきっかけは、いつもそんな小さな声かけです。自分が心を動かされた場所へ誰かを誘い、同じものを見て、話を聞く。北海道のエスコンフィールド、山梨のワイナリー。業界も立場も異なる人たちと、そんな時間を重ねてきました。けれど及川さんは、コミュニティをつくろうと思ったことは一度もないと言います。では、なぜ人は集まるのでしょうか。そして、誰かと「面白い」を分かち合うことは、自分自身に何をもたらすのでしょうか。今回は、及川さんが「推し活」と呼ぶ営みをめぐるお話です。\u003cbr\u003e\u003c\/span\u003e\u003c\/span\u003e\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003ch2 style=\"text-align: left;\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003eコミュニティではなく「推し活」\u003c\/span\u003e\u003c\/span\u003e\u003c\/h2\u003e\n\u003cp\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e私は旅が好きです。ただ、最近の旅は、観光地を巡るためのものではなくなりました。誰かに会いに行く。何かを学びに行く。自分がまだ知らない世界に触れに行く。そんな旅が増えました。先日も、富山県高岡市へ行ってきました。能作を訪ね、工場を見学し、伝統工芸や地域のこれからについて話を聞く。夜には地元の方々と食事をともにして。今回も十数人が集まりました。こういう話をすると、「及川さんはコミュニティを作っているのですね」と言われることがあります。でも、私はコミュニティを作ろうと思ったことは一度もありません。では、何をしているのか。自分でも考えてみたのですが、たぶん「推し活」なのだと思います。私は、自分が面白いと思ったものを、誰かに伝えたくなるのです。北海道のエスコンフィールドを訪れた時もそうでした。単に新しい球場ができた、という話ではありません。なぜ、この場所だったのか。なぜ、ホテルがあるのか。なぜ、働く人のための空間がこんなふうに設計されているのか。実際に現地へ行き、関わった人の話を聞いてみると、表から見ているだけでは分からないものがたくさんありました。そうすると、私は思ってしまうのです。これ、あの人にも見せたい。この話は、あの人が聞いたら面白がるだろうな。今度は、あの人を連れてこよう。それで、また行く。一度行って終わりではありません。人を変えて、また行くのです。\u003c\/span\u003e\u003c\/span\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003cdiv class=\"caption\" style=\"text-align: left;\"\u003e\n\u003cimg src=\"https:\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0729\/4890\/8286\/files\/Oikawa_Monosashi02-1.png?v=1763532739\"\u003e\u003cbr\u003e\u003cspan dir=\"auto\" style=\"vertical-align: inherit;\"\u003e\u003cspan dir=\"auto\" style=\"vertical-align: inherit;\"\u003e話を聞くだけで終わらない。自分の手を動かし、体験することで見えてくることもある（富山県・能作にて）\u003c\/span\u003e\u003c\/span\u003e\n\u003c\/div\u003e\n\u003ch2 style=\"text-align: left;\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e一緒に行く人が変わると問いが変わる\u003c\/span\u003e\u003c\/span\u003e\u003c\/h2\u003e\n\u003cp\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e不思議なのは、誰かを連れて行くと、同じ場所なのに前とは違って見えることです。エスコンフィールドでも、一緒に行く人が変わると質問が変わります。私が注目していた場所と、別の人が見ていた場所はまったく違う。「なぜ、ここはこうなっているのですか」「この仕組みは、野球のない日にはどうなるのですか」。そんな問いを聞いて、ああ、そこを見るのか、と私は思う。自分では気づかなかったことに誰かが気づく。自分なら聞かなかったことを誰かが聞く。すると、一度見たはずの場所がまた違って見えてきます。場所が変わるのではありません。一緒に行く人が変わる。問いが変わる。視点が変わる。すると、自分の見え方まで変わるのです。考えてみれば、面白いことです。私は、自分が面白いと思ったから誰かを誘ったはずなのです。最初は、「これ、面白いよ」と伝える側だった。ところが一緒に行ってみると、今度は私が教えられている。\u003cbr\u003e\u003cbr\u003eこれはエスコンフィールドに限った話ではありません。山梨のワイナリーに行った時もそうでした。私はお酒を飲まないのですが、それでも、そこで聞いたお話がとても面白かった。気候変動を見据えて、何十年も前から品種改良に取り組んできた人たちがいる。今、目の前にある一本のワインは、その時代の誰かが、まだ見えない未来を考えて始めた仕事の結果でもある。その話を聞きながら、企業経営も同じだなと思いました。自分の任期の中で成果を出すことはもちろん大切です。でも、経営には、十年後、二十年後にはじめて意味を持つ種をまく仕事もある。自分がその成果を見ることはないかもしれない。そのワイナリーの人たちも、きっとそういう仕事をしてきたのだと思います。面白いなと思いました。そして、やっぱり誰かに話したくなるのです。\u003c\/span\u003e\u003c\/span\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003cdiv class=\"caption\" style=\"text-align: left;\"\u003e\n\u003cimg src=\"https:\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0729\/4890\/8286\/files\/Oikawa_Monosashi02-2.png?v=1763532739\"\u003e\u003cbr\u003e\u003cspan dir=\"auto\" style=\"vertical-align: inherit;\"\u003e\u003cspan dir=\"auto\" style=\"vertical-align: inherit;\"\u003e現地で設計思想や運営の背景に触れることで、「面白い」を誰かに伝えたくなる体験が生まれた（北海道・エスコンフィールドにて）\u003c\/span\u003e\u003c\/span\u003e\n\u003c\/div\u003e\n\u003ch2 style=\"text-align: left;\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e心が動くことから始めればいい\u003c\/span\u003e\u003c\/span\u003e\u003c\/h2\u003e\n\u003cp\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e私は47歳になるまで、社外のネットワークをほとんど持っていませんでした。ポーラという会社は、研究から製造まで自社で抱えていたので会社の中だけでも多くのことができました。今のように、さまざまな業界の人と出会い、一緒に学ぶようになったのは決して早くありません。きっかけは、たまたま参加した社外のセッションでした。実は最初はひるんでいたのですが、そこで出会った方に何度か誘っていただいたことで、次第に打ち解けて、人とつながる楽しさを知っていったのです。そこには、自分とはまったく違う業界の人たちがいました。違う仕事をしている。違う経験をしている。同じものを見ても、違うことを考える。そのことが、とても面白かったのです。一人の人とつながると、その先にまた別の人がいる。その人が、自分の知らなかった世界を教えてくれる。そこでまた何かを面白いと思う。今度は私が誰かに伝えたくなる。そうやって振り返ってみると、私の世界は少しずつ広がってきたのだと思います。自分が本当に面白いと思ったことなら、誰かに話したくなります。「今度、一緒に行かない？」と言いたくなるはずです。まずは、自分が心を動かされるものを見つけること。そこからすべてが始まるのだと思います。\u003c\/span\u003e\u003c\/span\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003ch2 style=\"text-align: left;\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e「面白い」を誰かに手渡す\u003c\/span\u003e\u003c\/span\u003e\u003c\/h2\u003e\n\u003cp\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e\u003cspan style=\"vertical-align: inherit;\" dir=\"auto\"\u003e前回、「自分が何を大切にするのか」という哲学が最後の判断を支えるのではないか、という話をしました。“じぶんのものさし”は、一度つくったら完成するものではありません。自分とは違う問いに出会う。違う視点に触れる。知らなかった世界を見る。そのたびに、私は「そんな視点もあったのか」と気づかされる。そうやって、“じぶんのものさし”は少しずつ更新されていく。だとしたら、私にとっての「推し活」は好きなものを誰かに伝えるためだけのものではないのかもしれません。自分が見つけた「面白い」を、誰かに手渡してみる。すると、その人の問いや視点が加わって返ってくる。私はそれを受け取って、また違う見方を知る。そして、最初より少し深く、その「面白い」を理解する。私はこれからも、きっと誰かを誘うと思います。「これ、面白いよ」「今度、一緒に行かない？」。そうやって誰かに手渡した「面白い」が、思いがけない視点を連れて、自分のところへ戻ってくる。その繰り返しが、私の“じぶんのものさし”を育てているのだと思うのです。\u003c\/span\u003e\u003c\/span\u003e\u003c\/p\u003e","brand":"PATRAS ONLINE","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48678503121150,"sku":null,"price":0.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0729\/4890\/8286\/files\/Oikawa_Monosashi_08.jpg?v=1781073463","url":"https:\/\/patras-platinum.jp\/products\/membership-happiness-oikawamiki-02","provider":"Professional Crew Patras","version":"1.0","type":"link"}